こんにちは、中村です。
天井に設置されているダウンライト
このダウンライトの電球交換をしたことありますか?
最近のダウンライトは、ネジで電球をはめこむタイプではなく、写真のような形が多いかと思います。
そもそも電球交換ができるのでしょうか?
自宅で使っているダウンライトはパナソニックのものですが、LEDユニット交換型というものです。
一般的なダウンライトは電球交換の観点で大きく3つに分けられます。
①LED一体型
②LEDユニット交換型(名称はメーカーによって異なります)
③LED電球交換型
①は照明器具と電球部分が一体で作られているので、交換ができません。交換が必要になったときには電気工事業者に照明器具ごと交換してもらうことになります。ただ価格は一番安いと思います。②は電球が切れたときにLEDユニット(パナソニックの最新の商品はLEDランプという名称になっています)というパーツを交換できます。①よりやや価格が上がりますが、万が一電球が切れたときに自分で交換ができたり、電球の色を変えたいというときにも交換ができます(商品によって出来ないものもあるかもしれません)。③は①よりやや価格が上がりますが、電球の交換ができます。ただし、各メーカーで商品が少なく、現状は①や②が主流になっています。
それぞれメリット、デメリットがありますが、LED電球はどのくらい持つの?という疑問もあります。僕の自宅で使用しているダウンライトはパナソニックのLEDユニット交換型というものですが、LED寿命(光源が70%に落ちるまでの時間)は40000時間となっています。40000時間と聞いてもよく分かりませんが、、リビングやキッチンで使う照明で1日8時間使ったとしたら、寿命が切れるまで5000日、13~14年も使えます。寝室などで1日2時間しか使わなかったら、寿命がくるまで20000日、54~55年も使えます。本当に50年もってくれたら自分が亡くなるまでに一度も電球交換はしないことになりますが、実際はどうなんでしょうかね?リビングやキッチンのダウンライトは3~4度交換することになりそうですが、数十年後にパナソニックが交換パーツを保管しているのか?と考えると、難しいと思います。であれば、今から替えの電球をいくつか購入しておいて、20~30年後には家の中の照明器具を全体的に交換することも考えないといけないかもしれません。
では結局のところ何が良いのか?
今のところの僕の結論としては、②のタイプにして、電球の初期不良や10年前後で電球が切れたときに自分で対応できる、というのが良いかと思います。また、②にしておけば、この部屋はやっぱり白い明かりにしておけば良かった、そんなことにも対応できる場合もあります。ただ、照明メーカーのカタログは毎年更新されて、商品も新しくなっていくので、何が良いか?は新しい商品が出れば変わっていくかもしれません。そういった商品が出たときには、またブログに書こうと思います。
話が長くなってしまいましたが、そもそもは電球交換の話でした。
自宅の②のダウンライトのLEDユニット交換方法はこんな感じです。
2ヶ所ポチッと出ているところを爪でひっかけて回すと、ユニット部分がゆるみます。
引っ張るとこんな感じでびろ~んと取れます。
コードの接続部をパチッと外せます。
後は新しいユニットを同じようにつけるだけです。
これがLEDユニットです。
寝室は天井高が2.1mなので、背伸びしてなんとか届きましたが、イスや踏み台があれば簡単に交換できます。
電球1つでもいろいろ考えることがあって悩ましいですが、照明を選ぶ際に、見た目や価格だけでなく、電球交換という観点でも考えてみてはどうでしょうか?
ではでは。