こんにちは!広報の吉川です。
ここのところいっきに冷え込んできましたね。
本格的な冬がすぐそこまでやってきていことを肌で感じています。
庭の植栽も紅葉したと思ったらすぐに落葉して、先日は落ち葉拾いをしました。
わっさわっさと手作業で落ち葉をかき集めてゴミ袋に入れていたら、(おそらく)冬眠しようとしていた動きの鈍くなったカナヘビがでてきたので、そっと落ち葉を数枚戻しておきました。
庭を綺麗に保ちたいと思いつつも、生き物たちの棲家にもなっているのでお手入れもほどほどが良いのかもしれませんね。
さて、今回のブログでは
生き物を身近に感じたいという想いで今年の春からはじめた「いとう家のビオトープ」の“その後”についてご紹介します!
(その後の生態系やいかに!?)

▼関連リンク
・春、自宅でビオトープづくり(https://aiba-blog.jp/archives/4536)
・自宅の庭でビオトープづくり(続編)(https://aiba-blog.jp/archives/4588)
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【目次】
・メダカ全滅と思いきや・・・!?(夏)
・ヒキガエルがやってきた(夏〜秋)
・生き残った生き物たち(秋〜冬)
・まとめ
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メダカ全滅と思いきや・・・!?(夏)
今年の夏も酷暑でしたね…。
ビオトープをする上で心配だったことの一つが「夏の暑さ」です。
庭の木の根元にビオトープを設置したので、多少木陰ができて水温上昇を防げるかなと思っていました。
結果的に、暑さだけが原因かはわかりませんが、最初に投入したメダカ4匹はお亡くなりに(涙)

小さなメダカの赤ちゃんたち
しかし4匹がいなくなったあと、メダカの赤ちゃんが10匹以上卵からかえって元気に泳いでいる姿を確認!
実は以前から卵があることはわかってはいたのですが、なかなか孵化している気配はなく。
多分、孵化しても大人のメダカに食べられてしまっていたからかもしれません。
良くも悪くも大人がいなくなったことにより子どもたちが誕生し、世代交代へ。
そして、最初は一株しかなかったホテイソウがぐんぐん株を増やして大きくなり、ビオトープ全体を覆い夏の日差しを遮ってくれたことも、子メダカたちを守る要因となったように思います。

最初は一株だったホテイソウがこんなに増えて大きくなりました!
ヒキガエルがやってきた(夏〜秋)
子メダカも順調にすくすくと育っていたある日、
エサをあげようとビオトープに近づくと、“のそっ”と茶色い大きな何かが動きました。
よく見るとヒキガエルが水の中から顔だけ出していました。暑さを凌ぎにやってきたようです。
その後も、同じカエルがたびたびやってきていつしか我が家のビオトープを拠点とするようになりました。

涼みにやってきたヒキガエル
カエルも遊びに来てくれたら良いなと思っていたので、最初は嬉しく見守っていたのですが、
日を追うごとになんとなく水質が濁った感じになり、メダカが少なくなり・・・
そしてついには子メダカたちは姿を消してしまいました。
カエルに食べられてしまうかなとは思っていましたが、そこは自然の摂理にまかせてあえて見守ってみましたが。
やっぱり食べられたのか、もしくは水質悪化によりお亡くなりになってしまったのか、明確な原因はわかりませんが、小さなビオトープの中では全ての生き物の共存は難しいなと感じたできごとでした。
生き残った生き物たち(秋〜冬)
メダカたちはいなくなってしまいましたが、今年はひとまずこのままビオトープの行く末を見届けようと思い、自然のままにしていました。
ここのところ本格的に寒くなってきたのでカエルを含めて生き物たちはほとんどやって来なくなり、エビやタニシの姿も確認できず。
水の中をよく見てみると、蚊とボウフラだけはまだ元気に動いていました(すごい生命力です)。

生き物はほとんどいなくなり、水質は濁り気味に
そしてホテイソウもまだ元気にしていて最終的に5株に増えていました。てっきり一年草かと思っていたら多年草らしいので(5℃であれば以上冬越しができるとのこと)、いったん室内に移動させてみようと思います。

5株に増えたホテイソウ。冬越しさせるために室内へ。
ビオトープをやってみて
自宅の庭で生き物のいろいろな姿を観察することができて興味深かった一方で、いなくなってしまった生き物がいたのは自然の摂理とはいえ、やはり申し訳ないことをしてしまったなと思います。
どんなビオトープを目指したいかによって、温度対策や網を張ったりなど他の生き物への対策などは必要だなと感じました。
来年も余裕があればまた再チャレンジしてみたいと思います!
記:広報 吉川碧

















