こんにちは。広報中村です。
私は新事業のこいずみ道具店Online Shopも担当しています。
今回は、先日開催された『倉庫にクラフト』のイベントでもご紹介した家事問屋シリーズの『黄身分け』のお話しです。
家事問屋の製品開発チームは新たなものづくりのために日頃から“ネタ”を探し、家事をするなかで感じたことや、ちょっと懐かしいキッチン用品から着想を得てさまざまなアイテムを開発してきました。
小泉さんがデザインに携わる中で生まれた製品の一つが今回ご紹介する「黄身分け」です。家事問屋チームとKoizumi Studioが、既に販売されて世に出ている製品をサンプルとして探して、実際に卵を割って試し、ストレス無く使うことができるか、機能が多すぎないか確認していきます。そのなかでわかったことがこの3つ。
・真ん中の穴は黄身と白身を分けるには必要ない
・左右に空いた白身を落とす穴は黄身を器に移すときに傷つける可能性がある
・大きなLサイズの卵も溢れない深さが必要
さらに、コップに掛けるサイズや製品をつくる時に機械でプレスしやすいかたちを考えて、製品が完成しました。
試しに使ったたくさんの卵はもう一度黄身と白身を合わせて(!)プリンや玉子焼きに生まれ変わったそうです。
6/29(土)に開催された倉庫にクラフトの展示風景
番号がふってある黄身分けはつくっている“途中”の製品。1番から改良が重ねられて5番はほとんど完成品のかたちに。
上の一列は小泉さんや家事問屋チームがサンプルとして持ち寄った他社の製品。
黄身分け
■ブランド:家事問屋
■サイズ:W14.3 × D7.2 × H2.3cm 約30g
■素材:18-8ステンレス
■生産地:新潟県
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