住んでからわかった素材の話【漆喰編】|いとう家の住宅

こんにちは!広報の吉川です。
お盆休みは皆さんどのように過ごされましたか?
我が家はちょっと大きめのプールを購入して子どもと一緒に入って楽しみました。普段まったくお昼寝をしない4歳息子ですが、水遊びをすると疲れて寝てくれるのでプールは夏の大活躍グッズでした!(親も疲れて寝ましたが。笑)

大人も一緒に入れるプールとフィーバーする息子。

 

さて、「いとう家」に住んでから約1年半が経ちました。
今回のコラムでは、住んでからわかった素材の話【漆喰編】をお送りします。
我が家の場合はこうでした!気になる組み合わせ3選をご紹介!

1、漆喰×子ども
2、漆喰×ルンバ
3、漆喰×画鋲
● 番外編
● まとめ

いとう家では、高千穂シラスさんの「白洲漆喰」という素材を壁と天井に使っています。
白洲漆喰は、漆喰の特徴である耐火性や調湿性と、シラスの消臭・調湿・空気清浄機能が組み合わさった、100%自然素材の塗り壁です。
ちなみに我が家はその白洲漆喰に紙をすき込むことで少し凹凸を出し、趣のある質感となっています。

漆喰は身体に優しい素材でなので是非に!と選びましたが、
自然素材なのでやはり「お手入れや傷ついたりなど大丈夫かな?」と住む前は内心ドキドキ。。
そんなこんなで1年半が経ったので、これから家づくりを検討されている方に少しでも参考になればと、我が家の現在の漆喰の様子をレポートしたいと思います!

いとう家の漆喰壁と天井

 

1、漆喰×子ども

引っ越してきた当時、3歳を迎えたばかりの息子。
「おもちゃをぶつけたり壁に絵を描いたり、何かしら起こりそうだな…」と様々な想定と心の準備をしていましたが、私が思っていたほどの事件は意外にも起こらず(あくまでも今日現在は!です。笑)

とはいえ、多少の傷や汚れはついたのでご紹介。

ミニカーが壁に発車された時についた、赤い塗料。

玄関は靴の脱ぎ履きがあるので、他の場所と比べて壁を擦りやすく、土や砂汚れがつくことも。(写真だとちょっとわかりにくいですが…)

壁の傷などが気になる一方で、子どもには一緒に素材質感を感じながらのびのび過ごしてもらいたいという気持ちもあるので、これはこれで家族の良き思い出に。

 

2、漆喰×ルンバ

実は子ども以上に気になっていたのがルンバです(笑)
いとう家では壁の下に巾木を付けていないことと、ルンバは確実に壁にダイレクトアタックするので、壁のひび割れなどがかなり心配でした。
当時はルンバを使うのも初めてだったこともあり尚更気になっていました。

我が家のルンバは「ルンバ コンボ j7+」という製品。
実際にお掃除させてみると・・・?

壁に向かってぐんぐんと進んでいくルンバ。

なんと!壁を目前にすると減速!きちんと配慮された機能に感動…!!

写真ではわかりずらいですが、壁がせまってくるのをセンサーで感知すると直前で減速して『コツン』と壁にそっとぶつかる程度でした。
「すごい!!」と感動したことを今でも覚えています。
ということでルンバによる壁のひび割れは今のところありません。減速機能は製品やバージョンによって異なるかもしれないので、気になる方は事前に公式サイトなどで確認いただくと安心ですね。

さらに巾木がない代わりに壁と床の区切りとしてL字アングルを使っており、10mmほどの隙間があるのですが、その部分もルンバのブラシが掃き取ってくれるのでちょうど良い相性でした。

10mmほどの奥行きのある隙間。

ブラシが隙間の埃もとってくれました。

ちなみに漆喰はさわると白い粉がつくので、お掃除後は黒いルンバがちょっと白くなっていました。時々ボディを拭いてあげる必要はあります。

漆喰の粉でちょっと白くなったルンバ。

 

3、漆喰×画鋲

もともと壁に絵や小物を飾りたいという希望をしていたので、リビングの壁面は広めにとっています。
どうやって飾ろうかと迷っているときに「漆喰には画鋲を刺せる」と聞きました。綺麗な壁に穴をあけるのは正直戸惑いましたが、位置を何度も確認して思い切ってブスッと!いきました。

穴が目立たないように、なるべく細いタイプの画鋲を使用。

軽い雑貨ならいろいろ飾れます。

ドライフラワーや一輪挿しなども良いですね!

画鋲を刺した時のひび割れが心配でしたが、意外にもスッと壁に入って固定されました。
ただし穴の跡は残るので、ここぞという決心がついた時のみ画鋲を使用するようにしています。

 

番外編

人や物によるひび割れはありませんでしたが、
2階の一部に、おそらく湿度や温度変化によると思われる割れはありました。

2階の壁のひび割れの様子。

この場所は室内の他の場所と比べると、家の中でもとくに日当たりが良いことやエアコンやサーキュレーターの風の当たり具合による温熱環境の変化など、いろいろなことが複合的に関係していると思うのですが、ちょうどボードの継ぎ目となっている部分だけ素材の伸縮によるひび割れが見られました。
ちょっと悲しかったですが、性能が変わるわけではないし、自然素材なので住環境によってはこういったこともあるのだなぁと実感。

 

人が暮らせば傷や汚れはつく。それでも家が心地よい。

当たり前かもしれませんが、どんな壁でも住んでいるうちに多少なりとも汚れや傷はついていくものですね。
新築時はちょっと壁を擦っただけでも「やってしまった・・・!!」と気に病みましたが、1年以上経つと気持ちが寛容になってきます(笑)
というもの、汚れや傷が気になること以上にやっぱり漆喰の風合いが良くて、自然の光がもたらす陰影が綺麗でその空間にいるだけで心が癒されるからです。いろいろ心配はありましたが、結果的にこの素材を選んで良かったなと思っています。(紙を入れたおかげで多少傷がついても目立たないことも良かった!)

外からの自然光で、壁の表情が引き立ちます。

とはいえ、今後の家族の成長によってまた素材に変化が起こるかもしれませんが(笑)、その時はまたレポートしたいと思います!
この記事が、少しでも皆さんの家づくりの参考になりましたら嬉しいです。

そして直近ですが、今週日曜日に「いとう家の住宅」の夏の暮らし見楽会を開催します。
白洲漆喰が気になる方も是非ご参加をお待ちしております!

▼イベント詳細はこちら
https://aibaeco.co.jp/event/event-7041/

記:広報 吉川

15年目のエコキュート、雷で・・・!!(後編)

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