こんにちは!相羽建設の伊藤です。
皆さんは誰かに何かを伝えようとする時、どんな方法を使いますか??
今僕がこの記事を書いているように、写真や文章を使う場合もあれば、
伝えたい人に会いに行って、直接話して伝えることもあるかもしれません。
今日は伝える方法としての「動画」についてご紹介したいと思います。
家づくりの「もっと手前」で
伝えたいこと
相羽建設では、大工さんや職人さんと一緒につくった木の家の良さを多くの人に知っていただくために「完成見楽会」や「構造見楽会」などのイベントを定期的に開催しています。
でも、家をつくるという行為は多くの人たちにとって、人生でそう何度もあることではありません。「家を建てたい」と思うタイミングは人それぞれですが、そう考えている人たちに木の家の魅力を知っていただくだけでは、地域で工務店としての存在や、職人さんの素晴らしい仕事の大切さを伝えきれているとは言えません。
木の家の暮らし、丁寧につくられた家具や庭のことを知っていただくもっと「手前」に、まずは木や自然素材の魅力、手しごとの楽しさを多摩地域にいる人たちに伝えていきたい……と考えて、手しごと体験イベントを多く開催しています。
動画で伝えたいことと
伝わる動画のつくりかた
相羽建設では家づくりに携わるスタッフや職人が関わるイベントを一年を通して多く開催していますが、その中でも特に大きなイベントとして、多摩地域の100人の子ども達が13〜14の職人の仕事を体験するイベント「こども工務店」や、木の素材の魅力に触れながら手しごとを楽しむイベント「手しごとフェスタ」を毎年開催しています。
会社をあげて、たくさんのスタッフや職人さんが関わって開催する大イベント。来場いただいたご家族の楽しそうな表情や、当日の賑わいはとても印象的なものです。
体験イベントの楽しさや、参加してくれた子ども達やご家族が手や体を動かし、職人さんと触れ合う中で感じていることを、どうにかイベントに参加する前からイメージできたり、わくわくしながらイベントを楽しみにしてもらえないだろうか、、、と考えて、動画なら、人の表情や音とともに伝わるのでは、と考えたところから、「動画」を広報で活用するようになりました。
●わくわく家づくり体験「こども工務店」
イベントについて詳しく AIBA 100Taiken
●手しごとの魅力を体験!「手しごとフェスタ」
イベントについて詳しく AIBA 100Taiken
●大工さんと一緒につくる、k椅子|『大工の手』プロジェクト
ここ数年、僕たち相羽建設と一緒に企画から考えて、動画の撮影・編集をしてくださっているのはシネマトグラファーの前田比都美さんです。
もともとはブライダル系の動画のお仕事を中心にされている前田さん。
人物の生き生きとした一瞬の表情を切り取って、見る人をどんどん引き込んでいく動画を撮影できるすごい方です。
工務店業界の情報誌「新建ハウジングプラスワン」で、『動画×工務店』と題して、動画を用いて伝えようと取り組む全国の工務店の取材をされる中、前田さんと相羽建設との協働についてインタビューをいただきました。
工務店広報としてもまだまだ未知の世界である「動画」について、編集部からお話を引き出していただく中で、家づくりの魅力、職人さんの手仕事のすごさを伝えていく上で、もっと動画を活用していきたいとあらためて感じたひと時でした。
取材いただいた記事は新建ハウジングプラスワン2020年3月号で掲載予定です。
一般の書店では流通しない業界紙ですが、もしお手にとる機会があればぜひご覧ください。
そして前田さんと僕たちでこれから企画していく動画も楽しみにしていただけたら幸いです。
記:相羽建設 伊藤夕歩