15年目のキッチン、ステンレスの天板は・・・!?

こんにちは!家づくりガイドのアタラシです。
連載化されて来ました「15年目」シリーズ。まだまだネタはありますよ~(笑)

ということで、今回は新築時にご質問を頂く事が少なくない、
キッチンで、ステンレスの天板について書きます。

ainoha取材時のキッチンにて

私たちの家づくりでは、キッチンを造作でつくることが多いです。
メーカーのシステムキッチンが使えないということはありませんが、
モデルハウスや見楽会などでも、造作のキッチンを目にされることが多いことや、家全体のとの一体感がある、
その方ならではのこだわり、寸法や構成、設備の組合せ等が実現出来る、

もちろん、そのための「手しごと」が出来る職人さんがいるからですが、
そのようなことから、造作を選ばれることが多いです。

ステンレス天板の”使用感”

それでは、今回のトピック
「ステンレス天板の”使用感”」について、ご紹介します。

新家の新築工事時のキッチンの様子

キッチン本体は大工さん、引出しや扉は建具屋さん、天板は毎回メーカーにオーダーします、
シンクの金型は決まっていてプレスする位置は違うこともあります。

我が家の場合は、食洗器が要る・要らないで妻と意見が分かれて、
将来置き型の食洗器が置けるようにと、シンクの右側を空けたレイアウトにしました。
当然作業スペースが狭くなりますが、折衷案というかこのように考えました。

新築時の我が家のキッチン

ちなみに、15年経って・・・

食洗器は置いていない!!笑

という具合に、
当時の考えていたことと、実際に使ってみて日々の暮らしの中でそうはならなかったこと、
家族ごとに色々なパターンがあり得るのだなあと思うこの頃です。

さて、ここからが、今日の本題です。
まずはこちらが15年目を迎えた、我が家のステンレスの天板です!
(この日は曇りで、自然光での撮影です)

現在のステンレス天板の状態(全体)

もっと寄ってみましょう~

現在のステンレス天板の状態(寄り)

こうやって写真に撮ってみると、細かい傷が結構入っていることに気づきますね。
気づきますねと書いたのは、わざとでもなんでもなくて、
普段料理をしている時には、いちいち気になることは全然なくて、
使い始めの頃の方が、傷つけてシマッタことを気にしていたかと思います。

今思うと大事にしなくなったとかではなく、
思いっきりというか存分に使ってもシッカリとした素材で、
この15年の、我が家の食卓を支えていた跡なんだな~と実感しています。

ステンレス天板の仕上げの違い

あとは、
ステンレス天板の場合に、「ヘアライン仕上げ」と「バイブレーション仕上げ」というのがありますが、
どっちが良いかな~と思われている方へのアドバイスとして。

結論から言うと、ヘアライン仕上げを、そのままキレイに保ち続けることは出来ません!
ある意味で、我が家オリジナルのバイブレーション仕上げのようになっていきます!笑
(もともとのバイブレーション仕上げのように均等ではないというところが、決定的に違いますが)

新築時に両者で比較すると、バイブレーション仕上げの方が金額が高いです。
どちらが良いということよりも、この変わっていく感じを暮らしと共に「育っていく」といった感覚で捉えられて、
それも含めて愛着だな~ と思える場合には、ヘアライン仕上げで良いのかもしれません。

何にしても共通することかなと思うのは、キッチンの天板は料理をする「作業台」であるということ。

熱いものもの、冷たいものの、重いものも、刃物も、色々な素材や道具を使って、
けっこうハードに使い倒すところです。

その意味では、我が家のステンレスの天板は十二分に応えてくれているし、これからもまだまだ使い込んでいきます。

20年目のステンレス天板のレポートをお楽しみに。私自身も楽しみにしています!

~~~ 番外編 ~~~

キッチンのゴミ箱の話。
これも皆さん色々だと思いますが、我が家で活躍しているのはこちら。

山崎実業の「ポリ袋エコホルダー」生ごみや燃えるゴミを入れるのに使っています。

なんか映えないですが、こんなふうにして使います。
ずっと使っているのでたたまれる事はないですが、こうなるのでスペースも取りません!

皆さんは、どんなものを使っていますか??
キッチンアイテムでオススメのものがあったら、
ゴミ箱に限らず教えてください~

それでは!

記:新築住宅事業部(家づくりガイド)|新 次郎

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