我が家の「木の家具」紹介(続編)|いとう家の住宅

こんにちは!広報の吉川です。
あんなに暑かった夏の日差しが和らぎ、最近ではだいぶ涼しい秋の気候になってきましたね。
先日(9月初旬頃)、飼育中のカブトムシ用にゼリーを買いに100円ショップへ行くと、季節コーナから浮き輪や虫取り網などの夏グッズがなくなり、秋のハロウィン一色になっていて、なんだか一年があっという間だなと感じました。(ちなみにゼリーは他の階の生き物ショップを探してゲットしました笑)
四季の景色の移り変わりや季節にちなんだイベント予定など、個人的には季節の節目にいつもわくわくソワソワしています。

庭の植栽も秋っぽく色づいてきました。

 

さて、今回は前回ご紹介した「我が家の「木の家具」紹介(前編)」の後編として、いとう家の家具をご紹介していきたいと思います!
季節もかわり、気分を一新させてこれから新しい家具購入を検討されている方や、家具に興味のある方にはぜひ参考にしていただけましたら嬉しく思います。

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【目次】
 ・テーブル編
 ・椅子編
 ・まとめ
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テーブル編

ishicoro-table|テーブル工房kiki

デザインは家具デザイナーの小泉誠さんが手掛けており、徳島県にあるテーブル工房kikiさんで購入しました!
私が初めて一人暮らしをした際に、自分へのご褒美として購入した思い入れのあるテーブルです。
名前の通り、丸い石ころのような形をしているのが特徴。
樹種は時期によって異なる木が使われますが、このテーブルはちょっと珍しいモンキーという樹種でできていて、自然で濃すぎず明るすぎない色合いが気に入っています。
足は像の足のようなずんぐりした可愛らしい形で、回すと外れる構造になっているため、持ち運びや移動もしやすいです。

ishicoro-table|テーブル工房kiki(https://www.t-kiki.co.jp/?mode=cate&cbid=2695674&csid=4

 

ishicoro-tableは、テーブル工房kikiさんが所有している一枚板の天板のうち、「テーブルにするには小さすぎるが小物にするにはもったいない」というサイズのものを小泉さんと話し合い、「小ぶりな一枚板のテーブルにしよう」と決めたことから誕生した家具です。
小泉さんが現場の小さな天板に、節を避けながらフリーハンドでチョークで形を書き、それをテーブル工房kikiがカットするという手法で制作されており、それぞれが一点ものの、世界に一つだけのテーブルとなっています。

↓石ころを描く小泉さん(パラパラ漫画で楽しい!)
https://www.t-kiki.co.jp/?tid=3&mode=f31

comisen sidetable|miyakonjo-product

COMISENシリーズは、小泉誠さんがデザインを手掛け、宮崎県の老舗メーカーであるクワハタさんと家具ブランドmiyakonjo productがコラボレーションして生まれた家具シリーズです。
木と木を接合する技術名である「コミセン」をそのつなぎ方に用いたシンプルな形状のサイドテーブル。
足をテーブルの下に入れながらパソコンを置いて仕事をしたり、お茶を飲みながら本を読む際に使っています。
ベッドのサイドテーブルとして使うことも想定されており、ベッドの下が空いていれば、脚が邪魔にならずにテーブルをベッドのギリギリまで寄せることができます。
様々な場所で使いやすく、多様な空間に調和するデザインです。

comisen sidetable|miyakonjo-product(https://www.koizumi-studio.jp/item_comisen_side_table.html

WK14.wagon|kitoki・若葉家具

「いとう家の住宅」完成後に、増えてしまった細かくてごちゃごちゃしてしまいがちな書類や筆記用具、小物類をスッキリ見せたいという思いで購入しました。
ワゴンの名の通りキャスターが付いているため、移動が可能です。
上段が浅い引き出し、下段が深めの引き出しになっており物がたくさんしまえます。引き出しはA4サイズの紙や書類が入るようにデザインされているため、事務用品やメモ帳などの収納にとても便利!
収納として使えるほか、台の部分に椅子を置いてパソコン作業をすることも可能です。

WK14.wagon|kitoki・若葉家具(https://www.koizumi-studio.jp/item_wk14.html

椅子編

UU sofa|宮崎椅子製作所  ※現在生産休止

小泉誠さんが徳島県の家具メーカー宮崎製作所さんと一緒につくられたソファです。
夫である伊藤が一人暮らしをしていた時から愛用しており、大人2~3人が座れるほどの広さがあり、枕を置いて横になれる程度のゆったりとした広さが魅力です。
構造はシンプルで、足を支える部分と前足から背もたれの方へ回っていく形をしています。この構造には、小泉さんの代表的な椅子である「U chair」の構造が生かされており、それが「UU sofa」という名前の由来となっています。
後ろ姿も美しく、一筆書きのようなシンプルな機能構造が魅力的。リビングの真ん中など、ソファーの後ろがオープンになる場所に置いても、どこから見ても綺麗な素敵なソファです。

UU sofa|宮崎椅子製作所(https://www.miyazakiisu.co.jp/Miyazakiisu/uu-sofa.html

ishicoro-stool|テーブル工房kiki

「ishicoro-table」と同じく、私の初めての一人暮らしの際に購入した愛着のある家具です。
こちらも名前の通り、石ころのような形が特徴です。
足はニレの木が使われており、座面は好きな樹種を選べるようになっています。足と座面を留める木の止め方も丸く可愛らしいデザインです。
座面部分が広いためゆったりとした幅があり、安定感を持って座ることができます。
椅子としてだけでなく、一人暮らし時代にはDVDデッキを置いたり観葉植物を飾る台として使ったりと、多用途に活用できる椅子です。

ishicoro-stool|テーブル工房kiki(https://www.t-kiki.co.jp/?mode=cate&cbid=2695678&csid=8

WK19.milk stool|kitoki ・若葉家具

小泉誠さんがデザインを手掛け、広島県の若葉家具さんが「kitoki」というブランドで制作しているスツール。
名前にもありますが、牛の乳絞りをする時のデザインが元になっています。
アメリカ産の広葉樹を素材としており、3本の足にはレッドオークが使われています。非常にスッキリとしたデザインで、座面のクッション性が非常に良いのが特徴です。在宅での仕事の際に、半日〜1日近く座っていても気にならない座り心地の良さです。
また、片手で持てるほど軽いため、家の中の様々な場所に気軽に運んで使用できます。

WK19.milk stool|kitoki ・若葉家具(https://www.koizumi-studio.jp/item_wk19.html

WK07.M-chair|kitoki・若葉家具

こちらも「kitoki」ブランドの椅子。いとう家の住宅完成後に購入して、主に伊藤が2階の仕事部屋で使用しています。
座面の布は選ぶことができ、この椅子では広島県のデニムが使われています。濃いブルーと薄いブルーの組み合わせが素敵だったのでこちらの布を選びました。
短い背もたれがあり、座った際に腰の骨のところに当たる設計になっているため、長時間仕事をする際にも腰を支えてくれます。背もたれが低いためテーブルの下にスッとしまうことができ、空間をスッキリみせられます。
和室で使用する際に畳を傷めないための、「畳摺り」が足の部分に付いていているのも特徴です。どんな部屋でも使いやすいのがおすすめ。

WK07.M-chair|kitoki・若葉家具(https://www.koizumi-studio.jp/item_wk07.html

暮らしと仕事を豊かにする家具

こうして改めてご紹介してみると、我が家の家具はほとんどが小泉誠さんデザインのものですね(笑)
伊藤・吉川ともに、もともと小泉さんの家具が好きで集めていましたが、まさか自宅の設計までやっていただけることになるなんて当時は夢にも思わず。お気に入りの家具たちが似合う空間で日々を過ごせていることをありがたく感じています。

家で働くことが多い我が家では、暮らしにも仕事にもどちらにも使える家具をとても重宝しています。
家具も空間も用途に合わせて線引きするのではなく兼用しながら活用すれば、限られたスペースでもできることの幅が増えるのではと感じています。
とくに我が家は子どもが1人増えたことで、いまある物や空間をさらに無駄なく使っていく必要があるので、どうすれば暮らしが快適になるかを日々模索中です…笑
今後、子どもの成長など家族の変化にあわせて家具や空間の使い方が変わってくるかもしれませんが、その際はまたご紹介させていただければと思います。

●いとう家の家具紹介(前編)のブログはこちら
▶︎https://aiba-blog.jp/archives/4884

また、今回ブログで紹介した家具を、伊藤・吉川がさらに詳しく解説している動画もありますので、こちらも是非ご覧ください。

●【ルームツアー動画】暮らしと仕事を豊かにする家具|いとう家の住宅
▶︎https://youtu.be/AcXuUCOFiDI?si=5u5TVU5JvhsMW1Yi

そして、実際に小泉誠さんの家具を見たり腰掛けたりできる機会として、「つむじ、暮らしの文化祭2025」にも足をお運びいただけましたら嬉しく思います!(今年の文化祭ポスターも吉川の方で描かせていただきました!)
美味しい物や素敵な雑貨など、たくさんの屋台がならびますよ。

●つむじ、暮らしの文化祭2025
▶︎https://aibaeco.co.jp/event/event-9301/

記:広報 吉川

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