月刊誌「ainoha」をご郵送させていただいているお宅には、既に届いているかと思いますが
今月号に私の自宅を掲載していただきました。
表紙の写真は、けやきの一枚板を利用した座卓のダイニングリビングです。
相羽建設創業者である私の父が、倉庫で保管しておいた材料を棟梁の秋山大工さんが加工し脚を付けてくれ
ガラス屋を営んでいた亡き義父が、板に合わせてガラスをカットしてくれました。
両親からの贈り物です。
友達がたくさん集まって食事をしたり、子どもの勉強机としても活用しています。
我が家は、高台のため駐車場から玄関まで階段を15段登ります。この土地を決めた当初は、長男4歳・長女2歳。一人で階段の上り下りもできない子供を抱え、買い物袋を運ぶことを考えたらこの土地は無い!!と思いましたが、夫が気に入ってしまった。高台だからこその借景。そんな子供たちも今では、ビールケースを肩に担いでもらえるようになりました。
南側道路の我が家は、玄関の位置をどこにするのかをとても悩みました。
当時、ソーラータウン西所沢という22棟の街並みの販売を行っており、街・家の設計を建築家 田中 敏博さんにお願いをしていて、イベントで来られていた田中さんに相談をしたところ、「見に行ってみよう!」と車で10分のところだったので、直ぐに行ってくださいました。改めて田中さんの事務所に設計依頼に伺いました。それから待つこと出来上がったプランが
「南側土間玄関の家」私たちの悩みを解消してくれて、スゴイ魅力的なプランでした。この土間には、ブランコ・ハンモック・インナーバルコニー、DIY作業場所とたくさんの活用方法があります。
玄関土間があることでリビングダイニングへの陽の入りを心配してくださった田中さんは、1坪の吹き抜けを。
この吹き抜けは、2階の寝室・書斎カウンターとつながり、個室にこもってしまう年頃の子どもの気配を何となく感じられる空間になっています。
7年間エアコンを設置せずに生活していた我が家の寝室でした。
OMソーラーは、冬場太陽の熱を利用して室内の暖房換気をしてくれますが、夏は外気の涼風も取り入れをします。
所沢市(私が住んでいるあたり)は、お隣の東村山市よりも外気温が下がるため、夜間放射冷却でしのいでいました。
先週末は、築11年経過した我が家の見楽会でしたがコロナの影響でイベント開催できませんでした。
また、どこかでご覧いただける機会がつくれたらと思います。
ホームページ掲載先
相羽照美