こんにちは、家づくりガイドの新です!
今週は関東でもいよいよ梅雨入り。
最近では、乾燥機を使うご家庭も増えているお洗濯事情。
生活スタイルの変化・多様化にあわせて、日々進化を続ける洗濯機。
…ついに、我が家にもその時がやって来ました。
という事で、今回の16年目シリーズは、
「19年目を迎えた「白い約束」とのお別れと二代目がやって来た」というお話です。
目次
1.記憶に残る名機
2.防水パンの無い理由と実際にはこうなる
3.二代目がやってキターーーーー!
1.記憶に残る名機
今の家を建てる前のアパート時代から使って来た、初代の洗濯機。
日立 NW-D6EX~浸透イオン洗浄「白い約束」。
PAMというのが、「パルス振幅変調」によるモータ制御といったことなのだということは今知りましたが笑(そして、よくはわかっていない!)
我が家にやって来てから(立川のビックカメラだったような記憶が…)
家族が増えてやがて成長して、子供たちも汗まみれになるような部活には入ってませんが、
設計耐用年数(=寿命ということでは無い、頻度等にもよる)7~10年の二倍近くの19年間以上、
妻による(日々感謝)我が家のお洗濯を長きに渡って支えて来てくれました。
ある日の朝、「最近脱水の時の音と振動が凄くなってきた」と妻に言われ、
確かにそうで、それが日に日に激しくなっていき、
最後の方は、息子が「工事現場みたいだ~!」と言うように、
ガタガタガタガタ、ダダダダダッッッッッアアアアア~~~~~!!!
という感じに音と振動が更に激しくなっていって、
ついに、一切の、操作ボタンに反応しなくなりました・・・
最後は静かに、その全ての動きを止めたNW-D6EX。
もう十二分に、それ以上に、我が家との白い約束を果たしてくれました。
妻と暮らし始めてから19年間以上20年近く、
私たち家族と共に長く長く活躍してくれました。今までに本当にありがとう~~
2.防水パンの無い理由と実際にはこうなる
相羽建設の新築では、洗濯機置場に防水パンを置かないことが多いです。
その理由として、
・防水パンと床との隙間に水が入ってしまうと、防水パンの下でカビの可能性がある
・防水パンに排水ホースを接続するのに洗濯機の真下(すぐ横)になり、
洗濯機の排水エラーの際、「排水トラップ」の掃除をするのに洗濯機を動かさないとならないため
といったことがあります。
排水トラップというのはこれ。こんな仕組みになっています。
この中にゴミが詰まってしまうと、洗濯機側で排水エラーが起きます。
そうなったら(ならない為にも)掃除出来るように(しやすいように)、洗濯機の真下(すぐ横)ではなく、
洗面台下の、一番洗濯機側に設置することが多いです。(プランにもよります)
でも防水パンが無いと、実際にはどうなってしまうの…!?
ハイ、16年目を迎えたうちの床は、こうなっていました!
(洗面脱衣の壁も浴室からの続きでサワラ板仕上げのため、奥側の壁もサワラ板です)
この水染みはおそらく、手前のは洗濯機周りなのでナンヤカンヤで伝ったもの、
排水側のは、残り湯を使うホースを使わない時は洗濯機の右側に掛けていたので、
乾かしてはいましたが、やっぱり水が伝ってしまったり、だったのかと思われます。
真ん中あたり床が、全く日に焼けることなく新築当時のままですね。
床はパイン材です。材の種類や生活の仕方等にもよりますが、はじめの2~3年でも結構変わります。
新築当時「白い約束」を設置する時に、防水パンだけでなく「かさ上げ」もしませんでした。
なんでだったかは特に思い出せません笑
洗濯機の足で水平等の調整はしましたが、かさ上げ無しの状態として見てください。
3.二代目がやってキターーーーー!
本当は壊れる前に買えれば良いのかもですが、
大型の家電を、急いで、でもちゃんと選びたい、でも急ぎ!という状況でちょっと時間が過ぎてしまった結果、
2~3日だけコインランドリーにも行きました。
比較的家の近くに、大型の洗濯機と乾燥機のあるコインランドリーがあるのは、やっぱり助かりますね。
そして、近くのノジマ電機へ。たくさんの種類の洗濯機が~~
そもそも置けるサイズは当然ですが、
容量を少し多くして、インバーター搭載のドラム式では無い、予算内のもの。
という候補の中で・・・
お年頃の子供(長女ですね)からは、ちゃんと汚れが落ちるやつ!
(って、いつもちゃんと落ちてるんですけどね)
今は中二の長男が、高校ではバリバリ運動部に入るか・・・ それは無いな。
店から妻にも連絡しながら、
二代目の白い約束を選びました!!
機能や特徴を全て理解して比べてはいない、というか正直それは難しく、
最終的には、フィーリング!!(曖昧だけど感覚も大事、といつも思う)
「BEAT WASH」
同じ日立でも、ずいぶんとカッコイイ名前になっています。
これから我が家の洗濯ものを、ビートでウォッシュしていきます。
当日。
今回は、「かさ上げ」することにしました。
理由としては
・洗濯機下の掃除のしやすさ
・排水の勾配が取れることで、排水エラーになりにくくなる
・振動等には、そこまで要るかなと思いつつ、一定の効果はありそう
(耐震マットは、せっかくならそれもということで)
我が家の場合はそこまででは無いですが、
洗濯機の機種によっては、高さが出せるので、
洗濯物が取り出しやすい といった効果もあり得ます
ちなみに、かさ上げ台にはゴム製と樹脂製がありますが、
ゴム製の場合に、条件が揃ってしまい重さ等でゴムが凹んでしまうと、
そっち側に洗濯機が傾いて、洗濯機自体の水平が保たれずに故障の原因になる可能性がある、
という説明を聴いて、樹脂製のものを選びました。これを二段重ねにして10㎝かさ上げします。
ちなみにこのかさ上げ台は、星朋商工の「あげてホシー君」というもの。
ネーミングセンスが秀逸。こういうの好きです。
設置完了!!
水平もしっかりと出ています。
設置に来られた方に、この前の洗濯機は19年以上使ったんですよ~と伝えたら、
「なかなか、聴かないですね~」と言われ、設計上の標準使用期間が7年という説明を、
あらためて受けました。
はたして、これから先どうなっていくのか、7年どころかまた19年以上までいくのか、
どんな約束、いやビートをウォッシュしていくのか!?
大切に使っていきます。
ということで、
皆さんの洗濯機設置、交換の際に、参考にしてもらえると嬉しいです。
最後にまったくの余談ですが、
初めて借りたレンタルCD(遠い記憶でレコードだったような気がしなくもない)が、
BOØWYの「BEAT EMOTION」でした。(BEATつながりの思い出話)
それでは~
(記:家づくりガイド 新 次郎)